最近流行っている? バンド映画

最近流行っている? バンド映画

日本でも最近良く見かけるようになった

本来映画という物はある脚本化が製作したシナリオを俳優が演じることで作品として、世に送り出すフィクションだと想像している人もいるだろう。無論それが通常の定義だとする価値観は間違っていない、筆者もそのように思っているからだ。しかしながら最近、先に紹介したメタリカをコンセプトにおいた作品のような実在する人間を題材にした、ドキュメンタリー仕立てとなっている映画作品をよく見かけることがある。見る分には問題ない、ただ焦点を当ててみて欲しいのは公開されている映画の本数という点だ。

一つないし、2つ程度であれば別段気にすることも無いが、今年一年だけでみると日本だけでも一体どれだけバンドをコンセプトとした映画が公開されているかという事実に目を向けて欲しい。最近の映画事情を見ると気になる点としてあげても遜色ないのが、このバンド映画という1つのジャンルだ。何故こういった作品が台頭してきているのか、誰がこんなものを見るのだろうかと感じる人も少なくないだろう。そもそも映画という1つのジャンルとしてフィクション的に扱うのはどうなのだろうかと、商業としてのやり方に不満を覚える人もいるかもしれない。劇場で公開されるとなればその分だけ入場を含めた視聴するための切符として幾らか支払わなければならない。それだけの価値があるのだろうかと考えたとき、それはファンならではの心理が作用しているかでチケット代が全く問題ない諸経費として扱われるか、それともどうしてこんな余分なものを使ったのかと節約対象となる無駄として扱われるか、その違いにある。

ファンを中心とした層が見る、バンド映画の楽しみ方

バンド映画の中身は一部が台本仕立てに展開されている事は否定できないはず、そこに現実ならではも不条理な展開が起きるも、すぐさま改善されるという現実には起こりえない事象も平然と起きる。この点については良いとしても、バンドが中心となっているため、中身の構成には必ずそれらが上手に配分されている、それというのももは言うまでも無くライブシーンだ。ファンだからこそ楽しみたい歌唱シーンだが、だがヘビーなユーザーにしてみれば劇場でわざわざライブ映像を楽しむというのはあまり経済的ではない。何故か、それは長年ファンを継続している人であればライブなどしょっちゅう訪れているからだ。

そうなると歌ではなく、違うことを求めていることに気付くと思う。何か、それはバンドとして活動しているアーティスト達の素顔を知りたいというものだ。そもそもこのバンド映画が製作されているのは、純粋な意味でコンセプトとして挙げられたバンドに対する愛情が強いからこそ、劇場作品として多くの人に訴えかけたいという思いから制作されるようだ。監督などの裏方も一重に、バンドに対して並々ならぬ愛情を持っているからこそ更なる知名度を獲得するため、テレビではない、映画という手段を用いてバンドの素晴らしさを訴えようとしているとのことだ。

コアなユーザーにしてみれば

ただこうした加置換とはまた違った邪といって問題ないほどの劣情とした感情を持って映画を視聴している人々が存在することも否定できない。バンドとして活動している人々が普段どんな生活をしているのか、また本番前などはどんな会話をして、さらに他の生活ではどんなことをしているのかなどといった、有名人の生活を知りたいゴシップ記者のような感情に苛まれる人が多いという。

純粋なファンの応援的心情であれば構わないが、ここまで来ると些か問題がたちまち噴出してしまうと見て問題ないかもしれない。

映画という媒体を大いに利用する

バンドを主題とする映画作品が登場してきている背景にはキチンとした商業的戦略が練られているという。それは『劇場』という密室空間を利用した展開だからこそ表現できるものがあるということだ。バンドのライブは生に限るという人もいるだろう、しかしライブには誰もが訪れることは出来ない。基本的に会場のキャパシティに合わせた観客動員数が目安となっており、基本先着順となっている。

行きたくても訪れる事が出来ない、そんな人達はBlu-Rayなどのソフトを購入して自宅で楽しむという方法もありだが、それだと臨場感に欠けてしまう。そうした中で劇場の大スクリーンを利用した大画面で奏でられる楽曲と、定員のない毎日訪れることが出来る点を含めればファンにとっても、そうではない人達にとっても、公開されている期間を通していつでも好きなときの楽しむことが出来る。それも劇場入場料とライブ一回分の料金を考えれば劇場の方がかなり安上がりだ。そういう意味で今後更に増えていくだろうと言われている中で、最近公開されていた、もしくは今年を含めた過去に公開されたバンドに関係している映画作品を少し紹介していこう。