L'Arc~en~Cielも映画化

L'Arc~en~Cielも映画化

日本を代表するロックバンド

BUMP OF CHICKENの劇場作品も注目したいところだが、何の因果かなのか、同時期に同じようにとあるバンド映画が公開されていた。そのバンドとは残念ながらBUMP OF CHICKENとは少しばかり桁が違っており、日本としてもだが、世界的にも高く評価されている『L'Arc~en~Ciel』が映画として公開する。

狙っていたのかどうかという憶測はもはや不問としてもだ、L'Arc~en~Cielの劇場作品が公開されるという時点で、確実に集客率が望める展開だという事は間違いないが、そもそもの公開期間が非常に限定されていた。こちらも2014年12月にて劇場公開されていたらしいが、ファンならいざ知らず、それほど情報を収集していない人にとって見ればいつの間にか公開期間が終了しているという、少しばかり残念な結果になってしまっている。そもそもこの劇場は公開が12月5日から計8日間という非常に限定的だったため、ファンであっても情報を常に最新へと更新していなければ、うっかり見過ごしてしまう可能性もあったものだった事が否めないのだ。ファンだからこそ公開期間に是非ともスクリーンで視聴したい、ファンだからこそ視聴しなければならないといった、そんな精神が見え隠れするが、この映画では主にどんな内容で展開されているのかは、ファンならずとも気になるところ。

誰しも音楽を聴いたことがある人であれば一度はその名前を耳にしたことがあるL'Arc~en~Ciel、彼らの映画作品の内容について少しばかり考察を加えながら話をしていこう。

世界14都市17公園の模様を完全密着

今作品もまたBUMP OF CHICKENと同様にドキュメンタリー映画となっているが、L'Arc~en~Cielの場合に関してはその内容とするべきツアーはL'Arc~en~Cielにとっても最大級の世界ツアーとなった『L'Arc~en~Ciel WORLD TOUR 2012』に完全密着したものとなっている。このツアーは当時、つまり2年前としても、またこれまで数多くの日本音楽史に見られなかった大規模なツアーとして評されているもので、世界14都市で公演されたツアーを完全密着した内容となっている。

開催都市として一部紹介すると、

  • ・香港
  • ・ニューヨーク
  • ・ロンドン
  • ・パリ
  • ・シンガポール
  • ・東京

といったように、日本国内でも3ヵ所公演されている非常に巨大なツアーを敢行していたのだ。ファンにしてみれば訪れたかったコンサートでもあったが、やはりこちらも先着順となっているため、精々いけたとしても国内でおよそ5万人程度くらいしか訪れることは出来ない。かといって世界各地に散らばっている公演のために渡航するという人もいるかもしれないが、現実的な問題でよほど経済力と時間を持っている人でなければ可能でないだろう。

このツアーはおよそ全公演合わせて45万人を動員することに成功し、L'Arc~en~Cielが奏でるロックという音楽ジャンルの本場であるイギリス、そしてアメリカも含めてこれだけの人数を動員することが出来れば、上等なものだ。日本人が本場で演奏するというのは難しい、そもそもよほど活動を認められていない限りは門前払いを受けてしまう。受け入れられたとしても、観客が音楽性を認めなければ罵詈雑言の嵐が待っているなど、中々シビアな音楽的センスを持っている。

そういった側面から考えてもL'Arc~en~Cielというバンドはいまや日本だけでなく、世界として認められているからこそその魅力、そして彼らが何を持ってして世界へ音楽を通して訴えているのか、また普段どのようなことを考えているのか、そういったことを知ってもらいたいがためにこの映画作品が製作された。単純にツアーにいけず、劇場という大スクリーンで視聴できるという滅多にない機会を是非とも堪能してもらいたいという、そんな願いも込められている。

2014年年内にて、ニコニコ動画にて放送予定

今作品、やはりL'Arc~en~Cielという大型バンドの作品が劇場作品として公開された影響は非常に強く、本来は8日間限定としていたはずだった公開期間を一部上映映画館では期間を延ばすなどの対応に追われるなど、かなり盛況だったことが伺える。公開初日に劇場に訪れた人たちもまだかまだかとばかりに訪れていたが、この映画も最近流行の来場者特典が行われており、クリアファイルとステッカー特典全4種を希望する人もいただろう。後者に関してはなんとしてもこんぷしてやるとばかりに何度と無く訪れていた人もいただろうから、こういうところはどこもやる事は共通しているのかもしれない。

結局見逃してしまった人も中にはいるだろう、しかし年内にニコニコ動画にて初公開されることも正式に決まっている。しかし5日間限定となっているため、こちらもうっかりしていると案の定忘れてしまったということになりかねない。師走時で色々忙しいかもしれないが、肝心な物は欠かさず見逃さないようにしたいものだ。